Source: Restaurant Härg, Visit Estonia
ミシュランの「ビブグルマン」とは、
いったいどのようなものなのでしょうか？
ミシュランの星は、料理界で最も人気のある賞の一つであることは誰もが知っています。しかし、ミシュランの象徴であるビブグルマン（Bibendum）の略称である "ビブ "については、それほど知られていないようです。ビブグルマンとは、質の高い料理を手頃な価格で提供するレストランを認定するために1997年に始まりました。
星にふさわしいレストランを探すのと同時に、リーズナブルな価格でおいしい料理を提供することも重要なポイントです。ビブグルマンのレストランはそれぞれ個性的ですが、家庭でも再現できるような分かりやすい料理が多いようです。
おいしいくてハイクオリティな料理は高価である必要はありません。エストニアにあるこの5つのレストランがそれを証明しています。エストニアのビブグルマンを受賞したレストランを詳しく見ていきましょう。
Härg, Tallinn
この洗練されたブラッセリーは、露出した石壁、銅製のシャンデリア、セミオープンキッチンによって工業的な雰囲気を醸し出しています。メニューには、炭火焼きを中心とした、お値打ちでモダンな料理が並びます。「Härg」はエストニア語で牛を意味し、肉料理が中心となっています。ランチタイムにはハンバーガーが人気ですが、名物は炭火で直接焼いたリブロースの「ダーティステーキ」です。また、夏のテラス席は気持ちがよく暖かい季節に訪れるのに十分な理由となります。
Lore Bistroo, Tallinn
ノブレスナーは、タリンでグルメな人たちのための場所です。ミシュランの星を獲得した「180° by Matthias Diether」があるだけでなく、ファミリー向けの「Lore Bistroo」もここにあります。このモダンなビストロは、かつて潜水艦の造船所の一部であった倉庫の一角を利用しています。鉄骨やホイスト、コンクリートの柱が、タイル張りの床やオープンキッチンとよく調和しています。料理は、オーナーの旅先から着想を得たグローバルな雰囲気のものとなっており、一皿一皿が特徴的で異なり、どれも美味しく、満足できます。小さなお子様には、自家製ピューレを使ったキッズメニューも用意されているため、お子様連れのご家族でも安心してご利用いただけます。家族向けのメニュー「Lore Experience」もあり、レストランは常に賑やかな雰囲気に包まれています。
Mantel ja Korsten, Tallinn
タリンで最も緑豊かな地区のひとつであるカドリオルグに、「Mantel ja Korsten」はあります。伝統的な緑色の下見板張りの建物と、スタイリッシュでカラフルなインテリアが対照的です。地中海をイメージしたモダンな料理は、透明感のある味わいが魅力です。ワインリストには、オーガニックやバイオダイナミックなど、小規模のブティックワイナリーを中心に、専門家が厳選したワインが並びます。
NOA, Tallinn
「NOA」は、床から天井まで広がる窓、ロブスターの水槽、水辺のテラスなど、タリンの北東10キロの海辺という恵まれたロケーションを最大限に生かしたレストランです。ミシュランの星を獲得した「NOA Chef's Hall」と同じ未来的な外観の建物内にある「NOA」では、季節の食材を使ったモダンな料理とタリンでも有数の新鮮なシーフードが味わえます。フィンランド湾の美しい景色を眺めながら、食事を楽しんでください。運が良ければ、夕日を見ることができるかもしれません。
