ハープサル

Source: Danel Rinaldo

首都から車で2時間弱のところにある、穏やかで親しみやすいこの小さな町は、スパリゾートとして長い歴史があります。かつてはロシア貴族の避暑地として人気を博していましたが、現代のハープサルでは数々の国際的なフェスティバルが開催され、魅力的なレストランが軒を連ねています。

ハープサル(Haapsalu)は、狭い路地にミニチュアの市庁舎があり、ロマンチックな木造の家々が建ち並ぶ小さな町です。ロマンチックな海辺のプロムナードには、エストニアで最も優れた木造建築物のひとつであるクールサール(Kuursaal)があります。また、この町にはスパ文化が根付いています。

1825年に最初のハープサル・マッド・スパがオープンして以来、ハープサルは旧ロシア皇帝をはじめとする世界中のスパ愛好家を魅了してきました。ハープサルの落ち着いた雰囲気は、ピクニックやウォーキング、スパ巡り、セーリングを楽しむ家族連れやロマンチックなカップルに愛されています。ハープサルに来たら、繊細でエレガントなパターンの伝統的な手織りのハープサル・ショールを探すのをお忘れなく。

2007年、欧州委員会は「European Destinations of Excellence(EDEN)」コンテストを開始しました。ハープサルは、エストニアの知られざる珠玉のリゾートで、アクセスの良い観光地として「EDEN」部門を2013年に受賞しました。