食のルートがタリンの東から始まるなら、少し離れたクーサル(Kuusalu)にあるホームレストランMerMerは完璧な出発点です。小さな漁村にあるこのレストランでは、オーナーのジャーンとその妻でシェフのメリットが、素晴らしいフランスとイタリアのワインとともに地元の料理を提供しています。犬のハマーが料理を待つ客を楽しませてくれます。居心地の良い空間はすぐに満席になるので、事前に予約をしましょう!
ヴィリヤンディにあるカフェレストラン フェリン(Fellin)では、リラックスした雰囲気の中で大胆な味を楽しむことができます。フェリンは2022年のミシュランガイドに掲載され、季節のメニューに使われる地元の、そしてほとんどがオーガニックの食材の質の高さが評価されました。メニューには、ベジタリアンのための天国のようなコースや、エストニアのクラフトビールやシードルもあります。
パルヌからほど近い場所にあるトリ(Tori)に、宝石の様なファームがあります。トリ・ヨースー・シードル&ワインファーム(Tori Jõesuu Cider and Wine Farm)では、素晴らしい農産物を味わうだけでなく、リンゴやブドウの栽培について学んだり、魚のグリルや直火焼きパイなどの美味しい食事を楽しむことができます。
ムフ島のパダステ・マナー(Pädaste Manor)に車を停めて、『ホワイトガイド北欧』のエストニアでトップ5に入るレストラン“アレクサンダー(Alexander)”でディナーを楽し見ましょう。全面改装されたマナーはホテルとスパの複合施設で、その豪華さはダイニングルームにまで及んでいます。アレクサンダーでは、ムフ島や周辺の島々の伝統料理にインスパイアされた新北欧料理を提供しています。ハイライトは7つのコースのアイランズ・テイスティング・メニューです。
パルディスキ(Paldiski,)の崖の上の灯台の隣に、このグルメロードトリップに相応しい締めくくりとなるパクリ・パルン(Pakri Parun)があります。ここには地中海風のシンプルなメニューが揃っています。朝日と夕日の両方を眺めることができる素晴らしいロケーションで、コーヒーやスパークリングワインを味わいにぜひ立ち寄ってください。
食のドライブ旅行にぴったりのペアリングを見つけたいですか?それなら、エストニアのワイン・ルートをチェックしてみましょう。エストニアのワインは甘口で、ルバーブ、シーバックソーン、ブラックカラント、ラズベリーなど、地元の果物から造られることが多いです。このルートを参考にして、地元のワイナリーやサイダーファームに立ち寄り、ワインボトルを買って帰ってみてはいかがでしょうか。